2015年11月15日日曜日

第14回CG Japan Award 受賞

第14回CG Japan Awardを受賞しました.この賞は, 2002年に第1回表彰が行なわれ,CGの分野において世界的に活躍された日本人を対象にして,毎年1から2名を,その業績を称えるもので,18人目の受賞者となりました.

 

受賞理由:
 「初期の頃からのコンピュータグラフィックス分野における非写実的表現(NonPhotorealistic Rendering)をはじめ、インタラクティブモデリング、アニメーション、感性情報処理、コンテンツ制作支援など多くの先進的なCG研究で活躍され、後進の研究活動の指針となってきた。また長年にわたりCGの分野において多くの研究者を育成され、直接的にも間接的にも多数の人材に成長と活躍の場を提供されてきた。」


受賞記念講演は,「CG研究の点・線・面,そして.19-61」と題して,大学生時代から現在までのCGやコンテンツ制作支援技術の研究について紹介をしました.今までの研究発表の資料をまとめていたら,スライド枚数が320枚を超えてしまいました.60分の講演でしたので,全部紹介することは無理と考えて,一つ一つの研究を「点」として,いろいろな研究のつながりを,「線」,さらには,それらの関係から別の研究テーマに展開していくこともあり,それらの研究の拡がりの関係を「面」と考えて,いろいろな研究成果を紹介しました.

2015年7月5日日曜日

画像電子学会からフェロー称号の授与、名誉会員の推薦


先日行われた画像電子学会でフェロー称号を授与されるとともに、名誉会員にも推薦されました。ご推薦いただいた方に深く感謝いたします。

このフェロー称号は、画像電子分野において、会員の学問・技術面における先駆的な業績による学界・産業界への貢献,教育・技術指導をとおして社会で活躍する人材を輩出することによる貢献,学会事業へのより積極的な寄与による貢献をした特に顕著な貢献・功績があると認められた会員に授与されるものです。

フェロー授与の理由は、「ディジタルコンテンツ制作の研究と学会活動推進」です。CG技術の研究を長く行ってきて、東京工科大学に移ってから、ディジタルコンテンツ制作の研究にも成果が出始めたときの評価はうれしいものです。



また、画像電子学会総会において、名誉会員にも推薦されました。




南カリフォルニア大学(アメリカ)の学生がメディア学部を訪問


南カリフォルニア大学(USC)に今年の3月、メディア学部の学生と教員が訪問しました。その時、お世話になった学生2名が八王子キャンパスに来てくれました。その2名は、USCに留学している日本人と中国人です。CGアニメーションの教育と研究の様子を知りたいということでした。

そこで、大学院生がコンテンツ制作技術やCG技術などアート面とエンジニア面の両面から行っている点に特徴があることなどを紹介しました。中国、インドネシア、スウェーデン、べネゼイラ、タイなどのさまざまな国からの留学生と交流しました。






USC研修の記事:

南カリフォルニア大学-USCキャンパスのみどころ:2015年3月USC研修 その4

南カリフォルニア大学USC学生の研究室風景と交流:2015年3月USC研修 その3

南カリフォルニア大学(USC)でメディア学部3年生がCG作品発表:2015年3月USC研修 その2

南カリフォルニア大学(USC)シネマティックアーツ学部とメディア学部の交流:2015年3月USC研修-その1


2015年6月20日土曜日

スラバヤ工科大学の先生がNICOGRAPH Internationalで研究発表

2015年6月13、14日に行われたNICGORAPH Internatinalにインドネシアのスラバヤ工科大学から、研究発表のために来日しました。

Aryo Nugroho先生と一緒に記念写真を撮りました。

可視化に関係する研究発表でした。今後の展開が楽しみです。来年、東京工科大学に短期留学したいという希望があるとのことでした。


2015年6月7日日曜日

国際交流

Thailand, China, Korea, Venezuela, Sweden, Indonesia, SaudiArabia, Japanなど国際交流!

6月1日:
PolandのPaweł Synowiec先生の講演の後の懇親会で、本日から来ているタイのチュラロンコン大学の3人のインターン学生、大学院生の留学生らと一緒に楽しみました。


PolandのPawel先生、メディア学部の講義や演習を見学

ポーランドから1か月ほどメディア学部の教育研究の調査に来ているpawel先生が、多くの講義や演習を見学しています。また、メディア学部の教員をの交流も行っており、さまざまな研究成果を知っていただいています。見学した教育の一部を紹介します。

(1)多人数教室における講義

CG制作の基礎、メディア芸術の基礎、視覚情報デザインの基礎などを見学しました。
グラフィックデザインを専門にしているPawel先生は、プログラミングによって画像生成ができることに興味を持っていました。また、日本語にもかかわらず、多くの画像を利用した講義では、何を説明しているかが理解できるような内容もありました。



(2)専門演習(3年生)
ゲームプロデューシング、CGアニメーション、デジタルファブリケーション、プロダクトデザイン、作曲演習、イメージメディア、3DCGプログラミング、映像デザイン、スマートサービスデザイン、ユーザエクスペリメントデザインなどさまざまな演習を見学しました。ゲームデザイン学科に関係が深いゲームやアニメの演習は何回も参加しています。






(3)基礎演習(2年生)
「インタラクティブゲームを知る・作る・遊ぶ」:
Unityを利用したゲーム制作の演習であり、Arduinoを使ったした簡単なゲームを制作している学生の活き活きとした様子に関心していました。ご自身も実際に操作をして制作されたゲームを楽しみました。




(4)プロジェクト演習
5時限目、6時限目に行ってるCGアニメーションやゲームプロデューシングなどの演習を見学しています。昼間の講義を終えて、遅くまで熱心に取り組んでいる学生にびっくりしていました。

Pawel先生が所属するゲームデザイン学科のカリキュラムを新しくするために、スウェーデン、日本などの先端的なゲーム教育を調査しています。本学のカリキュラムにとても興味を持っていただいたようで、今後もいろいろな交流をしていくことができそうです。

2015年5月15日金曜日

本学でインターンを経験したチュラロンコン大学出身にArm君が来ました。(2015.5.13)

2013年に本学でインターンを経験したチュラロンコン大学出身にArm君が来ました。
大学の卒業式を終えて、日本に旅行に来て、九州、広島、大阪、京都などを回って
東京まで来ました。友達と来ているところを一人で八王子まで来てくれました。

映像制作関係の企業で仕事をしたいことやチャンスがあれば大学で研究をすることなどを
いろいろ話をしました。

8月にバンコクで開催される国際会議に参加する予定であるので、また8月に会うことを約束しました。




2015年5月13日水曜日

北海道大学の土橋研究室の見学 (2015.5.10)

日本図学会が北海道大学工学部で開催されました。この機会に土橋先生の研究室を見学しました。タイ、チュラロンコン大学出身のナモくんを土橋先生に推薦したので、ナモくんの活躍ぶりをみに来ました。

Eurographicsに参加している土橋先生が留守の時にお邪魔しました。

研究室の研究分野

このスライドの画像を選択して、いろいろな研究成果のスライドに移動します。昔からの成果が整理されていますので、学生の多くがこれを利用して説明ができるようです。


研究室紹介のフォルダには大変たくさんのプレゼン資料とムービーがありました。

研究室の様子、学生一人ごとに区切っています。




チュラロンコン大学出身のナモくんは、東京工科大学で3か月ほどインターンをした経験があります。私が土橋研究室を訪問した一つの目的は、ナモくんの研究活動の様子を見ることでした。
レンダリングの勉強をしていました。


研究紹介をしてくれた大学院生、学部生の皆さんと記念写真!
丁寧で元気良い学生でした。学会のことや海外のことなどをいろいろ話しました。

2015年5月10日日曜日

北海道の春(大通りと北海道大学の花)

5月の今の時期は、新緑がすばらしいだけでなく、さまざまな花もたくさん咲いていました。少しひんやりするときもありますが、とても過ごしやすい天気でした。




チューリップ


パンジー



ライラック

チューリップ




八重桜



さっぽろテレビ塔

以下は北海道大学の中の花です。

タンポポ





八重桜


白樺